
社員が増え、管理職や従業員のマネジメントが大変になってきたと悩んでいる経営者も多いことでしょう。社員個々のマネジメントよりも、組織全体を変革できるサービスが識学クラウドです。
識学クラウドの評判・口コミ、料金プランなどを調査しました。類似サービスとの比較も行っているので、マネジメントツールを活用し、組織を見直したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
識学クラウドの特徴
識学とは、組織全体の生産性を高めることを目標に、組織運営を骨組みから考えるマネジメント理論。株式会社識学のノウハウをクラウドサービスで提供しているのが、識学クラウドです。
- 理論学習
- ソシキサーベイ
- 評価
- 報告管理
- 組織図
この5つの機能をもとに組織全体をマネジメント。まずは、そんな識学クラウドの3つの特徴を紹介します。
1. 企業成長の原動力になりえる社員育成サービス
企業にとって、社員が短期で離職するデメリットは計り知れないものがあります。採用にかかった経費、教育に使った費用だけでなく、既存の社員のモチベーションも低下してしまうでしょう。
識学クラウドは、社員一人ひとりを適切に評価可能です。その結果、社員の持つパーソナリティに合わせた役割を明確にするメソッドを提供。結果的に離職率が下がり、企業が成長を遂げる原動力となりえるサービスです。
2. 成長を促す仕組み作り
識学クラウドは、社員1人ひとりの感情のマネジメントよりも、会社の発展という目標について、社員をマネジメントします。その結果、社員が効率よく仕事に取り組め、組織の生産性を高めることが期待できます。
3. サポートサービスが充実
識学クラウドは基本サービスをベースとし、自社の状況に応じた組織改編のメニューを提示します。しかし、提示されただけで実践ができなければ意味がありません。
識学クラウドでは、マスタートレーニングと呼ばれる手法を用いて、識学のベース理論を習得。評価制度の構築サービスや、採用のマッチングサービスなど、企業の課題を解決できるサポートメニューも充実しているのが特徴です。
識学クラウドの悪い口コミ・評判
識学クラウドは、組織を改革する必要に迫られている企業には効果が期待できるサービスです。
しかし、すべての企業の問題を解決してくれるサービスとは言えない模様。利用者の不満に感じている口コミを調べてみました。
【悪い口コミ・評判】1. 柔軟な働き方に対応できず、精神論が中心で時代遅れ
識学クラウドの考え方は少し古く、多様な働き方に対応していないほか、精神論などが目立つという口コミが目立ちました。
実際の悪い口コミ
「時代遅れ」。受講して最初に頭に思い浮かんだのはこの言葉です。
少し精神論にウェイトを置いているところがあり、気骨のある経営者が好みそうな内容かと思います。
働き方が多様化する中で、客観的なエビデンスに基づかない精神論は若者に受け入れられにくいと感じます。
トップダウンによる人事になるため、従業員の主体性がなくなってしまいがちです。
代わりにHRBrainがおすすめ
HRBrainは、社員の目標、評価制度をカンタン・シンプルに設計できる、タレントマネジメントのクラウドサービスです。
社員1人ひとりに目を向けており、1on1の面談記録や、360度評価制度など社員ごとに合わせた評価、記録をデータとして蓄積。企業に内包する人事の課題解決に導きます。
【悪い口コミ・評判】2. 表示される情報量が多く、見にくい場合がある
識学クラウドは情報量が豊富。ゆえに「操作画面をひと目みただけでは必要な情報がどこに乗っているのかわからない」などの、ページの見にくさについての口コミが目立ちました。
実際の悪い口コミ
以前使用していたツールは受講済・未受講などがひと目で分かり、必要最低限の項目のみが記載されていたのでシンプルで見やすかったのですが、識学は1つのページに対する情報量が多くて見にくい点が不便でした。
詳細は別のページに載っていると、わかりやすいと思いました。
代わりにjinjerワーク・バイタルがおすすめ
jinjerワーク・バイタルは、直感的でわかりやすいUIのサービスを展開するコンディション管理クラウドサービスです。
PC以外にもスマートフォンで回答可能。答えやすい質問を設定でき、リアルタイムで社員のコンディションを把握可能なため、離職率の軽減に役立ちます。
識学クラウドの良い口コミ・評判
識学クラウドの良い口コミ・評判も調査しました。
生産性を向上するために必要なマネジメントを行い、組織改革を行えるメソッドを提供してくれるとの声が目立ちました。
【良い口コミ・評判】1. 感情論という曖昧さを排除し、独自のマネジメントを実施できる
マネジメントは感覚で行ってきたという経営者も少なくはないでしょう。
識学クラウドは曖昧さを排除し、経営者のトップダウン形式で会社の方針をマネジメントできるという口コミが多くありました。
実際の良い口コミ
経営者にとっては、会社の方針をマネジメントするにあたり意識のズレをなくしトップダウンの組織にしていくのには活用しやすいと思います。
従業員育成よりも経営者育成に向いている人事評価なので、利益を出すことで会社方針に沿って動ける人材のマネジメントを経営者が学ぶことに役立てられて良いと思います。
【良い口コミ・評判】2. 評価のずれをひと目で確認できる
識学クラウドで学んだ後は、各部門に明確な数値目標を定められるようになります。
接客の評価など、曖昧なものに関しても学べることが多いようです。
実際の良い口コミ
経営者仲間からの熱烈な推薦がきっかけで識学の受講を決めました。受講前は評価する際、感情によって甘く見てしまうこともあったのですが、受講後は各部門に明確な数値目標を定めて結果で管理できるようになり、評価がブレなくなりました。
自分にはあまりなかった精神論や人と人との繋がりを意識した学習内容が多く、目から鱗な部分が多かったです。
営業や接客など、人と多く関わる仕事に就く方は学べることが多いと感じました。
識学クラウドの料金プラン
識学クラウドは、「月額30,000円/ID〜」で利用可能です。詳しくは資料をダウンロードして確認してみてください。
類似サービスとの比較表
識学クラウドと類似サービスとの比較を行いました。
識学クラウド | HRBrain | jinjerワーク・バイタル | |
特徴 | 組織全体の生産性を高めることを目標にした、組織改革のクラウドサービス | 社員の目標、人事評価制度を簡単・シンプルに設計できるタレントマネジメントクラウドサービス | 優れたUIで使いやすいモチベーション管理クラウドサービス |
サービスのターゲット | 経営者・組織 | 全社員 | 全社員 |
目標 | 個人の主観を排除し、明確なマネジメントメソッドを導入。生産性を向上することで組織の評価を定める。 | 人事のアナログな業務を効率的に運用する。人事の課題を戦略的に解決する。 | 定点モニタリングを行うことで、社員のコンディションをリアルタイムで把握。 |
料金プラン | 月額30,000円/ID〜 | 月額69,800円〜
従量課金制 |
1名300円の従量課金制 |
まとめ
識学クラウドは全社員のモチベーションを管理するよりも、組織の課題を明確にし、生産性を向上するメソッドを提供してくれるサービスです。
組織の生産性に悩んでいる経営者は、識学クラウドの導入を検討してみてはいかがでしょうか。