
Concur Expenseは、経費精算業務にかかる時間の削減に力を入れた経費精算システムです。交通系ICカードやタクシー配車アプリ、QRコード決済アプリなどを積極的に活用しています。
今回はConcur Expenseの悪い口コミや良い口コミ、料金プランや類似サービスなどを紹介します。より効率的な経費精算業務の実践をお求めの方はぜひご参考ください。
Concur Expenseの特徴
Concur Expenseの代表的な特徴としては、充実した機能性や、経理業務の効率化と不正経費の統制の両立、経費情報の可視化があげられます。以下に詳しい内容をそれぞれ紹介します。
1. 従業員の生産性向上につながる機能が多数備わっている
Concur Expenseは、モバイルアプリを活用したスマートフォンでの経費申請に対応しています。また交通系ICカードの利用履歴をもとにした経費精算も可能です。
経費精算のためだけに出社する必要がなくなるため、外勤の多い職種をはじめ、従業員の生産性向上が期待できるでしょう。タクシー配車アプリやQRコード決済アプリなどの外部サービスとの連携が可能な点も、Concur Expenseの特徴です。
2. 経理業務の効率化と不正経費の統制を両立
出張や経費規定について自動でチェックできる機能が備わっている点も、Concur Expenseの特徴です。
また領収書画像へのタイムスタンプの自動押印にも対応可能で、経理業務の効率化と不正経費の統制の両立が望めます。経費入力や上長の承認などの証跡を自動記録するので、内部監査にも活用できるでしょう。
3. 経費情報の可視化を実現
Concur Expenseは、経費支出情報を可視化できる機能を有しています。経費の現状を分析して可視化することで、コスト削減の糸口を見つけられるでしょう。経費分析を徹底したい企業は、Concur Expenseの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
Concur Expenseの悪い口コミ・評判
Concur Expenseの利用者からは、経路検索機能の向上を求める意見や、申請時に必要な入力項目の多さに困惑する声があがっていました。Concur Expenseの悪い口コミは以下の通りです。
【悪い口コミ・評判】1. バスの経路検索に対応していない
Concur Expenseの特色のひとつである経路検索機能ですが、バスには対応していない点を不便に感じている利用者は少なくないようです。経費精算をより円滑に進めるために、電車と同様にバスも経路検索ができるようにして欲しいという声があがっていました。
実際の悪い口コミ
電車経路の探索はジョルダンと連携しているため、非常に便利である一方、バスは未対応なため全て手入力が必要となる。今後はバスの経路検索もジョルダン等の仕組みと連携して欲しい。
引用:https://www.itreview.jp/products/concur-expense/reviews?page=2
Concurでは経路検索機能があり電車であればほぼ問題なく検索できるのですが、
バス経路に対応していない為、対応して頂けるともっと楽になると思います。引用:https://www.itreview.jp/products/concur-expense/reviews?page=2
代わりにBusiness Navitime交通費精算パッケージがおすすめ
Business Navitime交通費精算パッケージは、経路検索と経費精算が一体化した新しいタイプの精算システムです。経路検索結果をそのまま精算処理に生かせる点が特徴となります。
経路検索できる内容は多岐にわたり、電車をはじめバスや徒歩、飛行機などの移動手段を組み合わせることが可能です。
【悪い口コミ・評判】2. 入力項目が多く申請に時間がかかる
Concur Expenseを実際に利用してみて、入力項目の多さに戸惑ったという意見がありました。また入力すべき内容が何かを理解しづらく、申請の準備に時間がかかってしまう事例も発生しているようです。
実際の悪い口コミ
弊社内のカスタマイズの問題かも知れませんが、正直大変使いにくい。入力項目が多く、その名称も直感的でなく、何度も何度もクリックが必要で申請するのに数十分かかることもある。出張目的、目的地、利用交通機関やホテルなど、実費明細、レシートぐらいで精算できるようにしてほしい。
入力項目が多く、そしてなにを入力すればよいのかわかりにくいところ。マニュアルを見ながらの操作になってしまうため、より直感的にわかるような画面遷移にしてほしい。
代わりに経費BankⅡがおすすめ
経費BankⅡは、見やすさやわかりやすさを重視した画面デザインが特徴のクラウド型経費精算システムです。直感的な操作画面となっているので、パソコンやスマートフォンの操作が苦手な方でも扱いやすいでしょう。
経費BankⅡは日本語だけではなく英語にも対応しており、ユーザー個別に表示言語を切り替えることもできる点が特徴です。
Concur Expenseの良い口コミ・評判
場所を選ばずに経費申請ができる点や、スマートフォンを活用できる点をConcur Expenseの利点とする声が多数ありました。Concur Expenseの良い口コミは以下の通りです。
【良い口コミ・評判】1. 社外でも申請できる
業務の合間や移動時間など、ちょっとした時間に社外でも経費申請ができる点を評価する意見が多数ありました。特に社外での業務が多い営業職の方には、場所や時間を選ばずに申請できるシステムは重宝されているようです。
実際の良い口コミ
モバイルでの利用が可能なため、外出先など場所や時間を問わず申請ができ使いやすいです。
引用:https://www.itreview.jp/products/concur-expense/reviews?page=2
領収書の添付提出必要な経費精算であっても、スマホで領収書を写真撮影して後日原紙を送付すればよいので自宅や外出先などでも経費精算でき大変助かります。
また、領収書の写真撮影時にラフに撮影しても斜めや台形を補正してくれる機能がとても良いです。引用:https://www.itreview.jp/products/concur-expense/reviews?page=2
【良い口コミ・評判】2. スマートフォンでの経費申請に対応
Concur Expenseの利点のひとつとして、スマートフォンによる経費申請に対応可能な点があげられています。モバイルアプリを活用したスマートフォンでの経費申請は、パソコンの起動が不要となるため、非常に使い勝手が良いようです。
実際の良い口コミ
モバイルアプリから気軽に経費精算できる為、経費精算のためにパソコンを起動する必要がなくなった
引用:https://www.itreview.jp/products/concur-expense/reviews?page=2
職種柄、外出が多いので、出先のスキマ時間に経費精算ができるのが非常に便利です。
領収書の撮影からアップロード、申請までスマホで完結するので、清算業務のストレスから解放されます。引用:https://www.itreview.jp/products/concur-expense/reviews?page=4
Concur Expenseの料金プラン
Concur Expenseの料金プランには、中小企業向けのスタンダード版と、中堅・大企業向けのプロフェッショナル版が設けられています。
スタンダード版 | プロフェッショナル版 |
初期導入費用:0円~(電話サポートのみ)
月額:29,000円~(経費レポートを提出するユーザー数に応じて料金体系が異なる) |
要問い合わせ (見積もりの依頼が必要) |
類似サービスとの比較表
Concur Expenseと類似したサービスのまとめは以下の通りです。
Concur Expense | Business Navitime交通費精算パッケージ | 経費BankⅡ | |
特徴 | ・モバイルアプリを活用したスマートフォンでの経費申請、タクシー配車アプリやQRコード決済アプリなどの外部サービスとの連携など、多数の機能を有する
・出張や経費規定についての自動チェックに対応 |
・経路検索結果をそのまま経費申請に活用できる
・電車やバス、徒歩や飛行機など、さまざまな移動手段の毛糸検索が可能 |
・見やすさやわかりやすさを重視した画面デザイン
・英語表示にも対応 |
料金 | (スタンダード版)
初期導入費用:0円~(電話サポートのみ) 月額:29,000円~(経費レポートを提出するユーザー数に応じて料金体系が異なる) |
初期費用:550,000円(税込) 月額利用料:110,000円(税込)~ |
初期費用:0円 月額利用料(10ID単位):3,000円(税抜) |
まとめ
Concur Expenseには、経費精算業務にかかる時間を削減するための機能が豊富に取り揃えられています。スマートフォンでの経費申請に対応するなど、時代に即した機能が用意されているので、業務の効率化を見直したい方は、Concur Expenseの導入を視野に入れてみてはいかがでしょうか。