
AKASHIは特に中小企業に評価され、導入件数が増えている勤怠管理システムです。今回はAKASHIについての特徴、悪い口コミ・評判、代替サービスについてご紹介します。
単なる勤怠管理システムと違い、福利厚生にも役立つ、使いやすい勤怠管理システムですので、サービス選定にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
AKASHIの特徴
AKASHIはソニービズネットワークスがリリースしている勤怠管理システムです。コンセプトは「説明書不要」。誰でもわかりやすいUIを徹底的に追求しています。シンプルながらにも必要十分な機能を備えています。AKASHIの代表的な特徴をご紹介します。
1. 簡単にシフトが作成できる
労務管理者にとって、適切な労務管理を行うためのシフトの作成は悩みの種ではないでしょうか。店舗の従業員のスキルや、繁忙期の状況など様々な状況によってシフトを作成しなくてはいけません。
また店舗によっては有資格者を必ず配置する必要がある場合、さらに困難な状況が発生します。AKASHIは有資格者の有無の登録、必要な人数の募集などを行い、簡単にシフトを作成できる機能があるため、シフト作成者の負担を大幅に削減できます。
2. 福利厚生の充実にも役立つ
他の勤怠管理システムにはあまり見られないAKASHIの特徴として、カフェテリアプランの管理機能があります。カフェテリアプラン自体は企業の福利厚生サービスとして導入している企業も近年増加していますが、勤怠管理に紐付けられているのは珍しい機能なのではないでしょうか。
医療、資格取得、育児など様々な項目にポイントを付与し、従業員自身がポイントの上限まで自由に使えるため、従業員満足度向上に寄与できます。
3. 常にアップデートし、ユーザーの声に耳を傾ける
AKASHIは週1回ペースでのアップデートを実施しています。近年特に労働基準法の整備、働き改革法案の施行、テレワークの浸透など会社と従業員を取り巻く環境は著しく変化。AKASHIはユーザーの声に常に耳を傾け、機能改善や、追加して欲しい機能などの声に答え続けているため、環境の変化にも対応できるシステムを常に提供し続けているのです。
サポートに関しては電話やメールでは行わず、チャット機能をフル活用しています。チャットでのレスポンスがとても早いので、問題解決に即対応できるのも特徴の1つです。
AKASHIの悪い口コミ・評判
AKASHIはシンプルな操作感、かつ使いやすいUIを誇る勤怠管理システムですが、一部悪い口コミが目に付きました。
中でも、勤怠管理システムの共通の悩みではありますが、労務管理者の理解がサービス導入には必要で、そのあたりの難しさが特に目に付きます。実際の口コミをご紹介します。
【悪い口コミ・評判】1. 設定が難しい。カスタマイズしにくい
勤怠管理システムを始めに導入する際は、必ずつきまとう問題です。AKASHIの口コミでは設定や各種申請が難しい、分かりづらいとの口コミが目立ちました。
実際の悪い口コミ
設定が難しいこと。また申請がわかりずらい。
同じ申請でも事前申請と事後申請では入力項目が違ったりどこの項目に何があるのかわからず、従業員はなかなか覚えられないようで使いづらいとの声があります。
他の労務管理と一緒ですが、とにかく設定が難しいです。
労務初心者にはサポートなしでは設定をすることが困難です。
また、組織設定は事前にしっかりと構築しておかないと、承認等の設定をする時にカオスになります。
仕様がある程度AKASHI側で決められてしまっており細かなカスタマイズができないことと、ログの不十分さが不満。おそらく思想としては、AKASHIの仕様に現場の働き方をあわせろということなのだろうと思うが、勤怠は会社の文化の要というか深い部分があるので、なかなか変えづらい。それをAKASHI仕様に合わせるのは骨が折れる。例えば、人事異動時の勤怠承認者の変更時における、過去勤怠データの承認者を誰にするかの動作の設定などが不満点として挙げられる。機能的にはむりくりハックしてできることもあるのだが、本来の使い方ではないという方法で対応するケースも多い。他には、有給休暇の計算式が入れづらいなど。操作ログについては、なんでもかんでも出力できるようにしてほしい。
代わりにレコルがおすすめ
【悪い口コミ・評判】2. 変形労働時間制に対応していない
変形労働時間制を採用している企業によっては致命的かもしれません。月間変形労働時間や年間変形労働時間の労務管理には対応していないとの口コミがありました。
実際の悪い口コミ
・変形労働時間制に対応してほしい
・個人ごとに組織コードを紐づけられると良い
・休暇インポートの際、削除機能があると良い
・確認画面の従業員の並び順が五十音順なので、役職などの属性で並び替えが容易だと良い
グループには飲食関係もあることから、1ヶ月単位の変形労働制対応が可能だと、適用法人の拡張余地が出来る。また、主要な会計ソフト、給与計算ソフトとのデータ連携拡充も希望。
代わりにTeamSpirtがおすすめ
AKASHIの良い口コミ・評判
AKASHIは「説明書不要」のコンセプト通り、わかりやすく、優れたUIでユーザーにとって、とても使いやすいシステムと言う口コミが目に付きました。実際の口コミをご紹介します。
【良い口コミ・評判】1. UIがダントツで見やすく、使いやすい
勤怠管理システムは日々使用するものなので、使いやすい、わかりやすいシステムであるというのが一番サービスの選定としては重要なのではないでしょうか。AKASHIの口コミではUIはとても使いやすいとの評価が目に付きます。
実際の良い口コミ
いくつか勤怠システムを使いましたが、使いやすさではナンバーワンだと思います。
打刻に限らず、画面が見やすいのでスケジュールの申請や承認も行いやすいシステムだと思います。
直感的でわかりやすいUI設計で、
勤怠管理に対してストレスが何もなく実装当初から利用することが出来ました
直感的なデザイン・UIになっているため操作性にすぐれた勤怠システムです。システム管理者はもちろん管理職の承認者、申請者の一般社員もなれるまで1ヶ月とあまり時間がかからなかった。2ヶ月ほどたったころからAKASHIで当たり前のように勤怠管理が行われるようになりました。
【良い口コミ・評判】2.シンプルな操作感。コストにも優れている
AKASHIはシンプルな機能で、必要十分以上の機能を備えているにも関わらず、コストが一般的なクラウド型の勤怠管理システムより優れているとの口コミが目立ちました。
実際の良い口コミ
・打刻方法が多様で選びやすい
・年休管理等の他社ではオプションとなっている管理機能も備わっているにもかかわらず安価である
直感的なインターフェースで誰でも使いやすい画面になっていると思う。各種アラート通知も豊富で、本人の気づきが期待できると思う。
また、ファイルの入出力が充実していて自由度が高いので他システムでのデータの利用や、他システムからの移行等管理者負担が少なくて良い。
一番安いタイムレコーダープランであれば一人200円からスタートできるので、紙のタイムカードからとにかく脱却したいという企業にとって非常にハードルは低い。サポートも親切で、チャット対応してくれたのが非常にありがたかった。
以前は別の勤怠管理システムを使っており、もろもろの改善をしたくリプレイスをしました。改善したかった内容は全て解決できました。
・サーバーが重すぎて勤怠締めに時間がかかりすぎる
→解決!システムは月初でもサクサク動き、ストレスフリーです。
→勤怠締め作業の時間が3分の1以下になりました。
→勤怠が正しく登録されていないとアラートメールが飛ぶ、管理者の画面にもアラートが出続けるため都度都度正しい勤怠情報に訂正する癖が全社的につきました。・働き方改革関連法案にしっかり対応したい
→残業時間の見える化ができ、社員自身が自律的に勤怠管理をするようになりました。
→残業時間45時間超え回数の見える化が嬉しい・費用を抑えたい
→今までの半額以下で運用できています
AKASHIの料金プラン
タイムレコーダー | スタンダード | プレミアム |
¥200 | ¥300 | ¥400 |
類似サービスとの比較表
AKASHIの類似サービスとしてシンプルで理解しやすいクラウドサービスであるレコル、複雑な勤務体系に合わせて勤怠管理ができるTeamSpirtの比較を行いました。
AKASHI | レコル | TeamSpirt | |
特徴 | シンプルなUIで常にアップデートを行う勤怠管理システム | 導入しやすい価格帯、理解しやすいシンプルな勤怠管理システム | 複雑な勤務体系にも対応可能な勤怠管理システム |
変形労働時間制への対応 | 不可 | 可 | 可 |
無料お試し期間 | 30日無料トライアル | 30日間無料 | 無料トライアル有り |
料金プラン | 1ユーザー¥200〜 | 1ユーザー¥100〜 | 1ユーザー¥600〜 |
まとめ
AKASHIはサービスの改善を常に行っているのが最大の特徴です。企業と従業員を取り巻く労働環境は常に変化していきます。AKASHIは週一回ペースのアップデートで、変化に対応しやすい勤怠管理システムです。
また一般的なクラウド型勤怠管理システムよりもコストに優れているため導入のハードルはかなり低いかもしれません。まずは無料体験期間で企業の文化に合うかをチェックしましょう。従業員や企業に寄り添う勤怠管理システムであるAKASHI。一度サービスの導入をご検討してはいかがでしょうか。